【介護ブログ】手指の機能が限られた方でもゲームを満喫!

利用者様との活動

障害により手指が不自由であっても、自分でゲームをプレイしたい方も多いと思います。

手が不自由だけど話題のゲームはやりたいな…

コントローラー使えないとプレイできないよね…

実際にイコールの利用者様は手指を使わずにゲームをプレイしていますよ。スマホやタブレットのゲームを専用の自助具を使用することで、自分で操作し楽しまれています。

障がいの箇所や具合によりますが、自分でプレイできる方が増えればと思います。

今回の記事内容

  • 手指が不自由でもゲームができる
  • コントローラー無しでプレイ可能
  • 外出先ではスタッフが代行。(本人のプレイスタイルに合わせます)

画像が見えにくいですが、昨日からやり始めたモンスターハンターナウです!Pokemon GOのように街中を歩き回り、敵を倒して武器を強化していくそんなゲーム。

この日は入浴介助後に、交代前のヘルパーさんも一緒に月寒を二時間ほど歩き回り、夜中の2時過ぎからも一時間程歩き回りました。ハンターランクも2日で21まで上がり順調に強くなっています。

プレイ方法ですが、かなり特徴的なやり方ですよ。

利用者様は肢体不自由により手指はもちろん、全身が自由に動きません。ですが、口と首がある程度動かせるため生体電流を利用したプレイ方法を取っています。

ゲーム用の自助具を作成し、口で操作します。

使っているのは以下。

  • 金属製マウスピース
  • 延長用の金属棒
  • スマホ用のタッチペン(百均)

これらを組み合わせて、本人専用のゲーム用自助具が完成します。

使用方法は口にくわえてタッチペンを操作。

操作には慣れが必要かもしれませんが、重度訪問介護では割とメジャーな方法だったりもします。熟練度によっては波動拳ぐらいのコマンドまで入力できるようになったりしますよ(初見は驚きます)

スタッフY
スタッフY

入社したての頃、格ゲー勝負を挑んで負けたのは良い思い出です。

モンスターハンターナウのように外を出歩いてプレイするゲームの場合、先程の自作コントローラーが使えません。そんな時はスタッフが代行。

ただし、その場合は利用者様の意向に沿った道を選択し、モンスターと戦う場合はどのように倒すのかを相談しながらゲームを進めていきます。

あくまで「手足の代わり」というスタンスです。

モンスター討伐後の楽しみとしてお寿司。

頑張った自分にご褒美とおっしゃり、銀のさらさんの出前!

2人前プラス自分の好きなネタを追加して注文。(帰宅前のスタッフH氏が量にドン引きしてましたが)「最近はそんなに大食いしていなかった」そうなので、ご褒美とのことです。

あれ?最近、大盛り蕎麦を召し上がっていた気が…

本文:サ責I氏

NPO法人イコール

NPO法人イコールは、重度訪問介護サービスを提供する団体です。

利用者様の希望やニーズに応えることを大切にしています。日常生活や趣味など、さまざまな場面でサポートします。

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本文:スタッフY氏・サ責I氏

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この記事を書いた人
NPO法人イコールのスタッフ
重訪スタッフY氏

高齢者介護を経験したのち重度訪問介護に転職し10数年経過。介護福祉士と喀痰吸引等研修のダブルライセンス。ずんだもんやChatGPT等のテクノロジーが好き。

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